あさいこどもクリニック     06-6926-1850

インフルエンザワクチンの情報


基本事項をふまえておきましょう

インフルエンザワクチンですが
2022/2023シーズン以降 しておりません
(通常業務で手一杯なのと現行インフルエンザワクチンの効果がうすいこともあって)

感染予防効果は定期接種ワクチンのような高い効果が期待できない
重症化予防は高齢者で40%ほど確認されています
ご希望の方は他施設ですみませんがお願いします

2022/23シーズンです
政府の推奨指示対象は生後6か月〜小学2年生です が
【推奨の程度】 →高齢者はつよく推奨、小児はよわめの推奨
【感染予防】 →成人で7〜40%ほど 小児では?です
【重症化予防】 →高齢者で30-50%ほど 小児では?です
【接種回数】 →日本では12才まで毎年2回接種ですが、感染予防が確実にできるワクチンではないので 諸外国に準じて
◆人生はじめて → 2回接種 ◆それ以降は1回接種だけで構いません
【流行予測】 → 今シーズンは流行するかもと予想されています
[2022年夏に南半球でのインフルエンザ流行がみられたので]
■ ちなみに mRNAタイプのインフルエンザワクチンが開発中なので期待されます

インフルエンザワクチンですが
2022/2023シーズンはしておりません
(通常業務で手一杯なのと現行インフルエンザワクチンの効果がうすいこともあって)

感染予防効果は定期接種ワクチンのような高い効果が期待できない
重症化予防は高齢者で40%ほど確認されています
ご希望の方は他施設ですみませんがお願いします


-----以下はインフルエンザワクチンの一般的な情報です-----

現行の不活化インフルエンザワクチンはインフルエンザウイルスの確実な感染予防は期待できません。
なので乳幼児に現行の不活化インフルエンザワクチンを毎年接種することは当クリニックでは従来から積極的にはお薦めしていません が
皆がやっているし/ 気休めになるし/毎年してるし/やっておかないと親御さんが安心できないし ということで接種していただいてかまいません

限界:
現行のインフルエンザワクチンはインフルエンザウイルスの確実な感染予防は期待できません。インフルエンザワクチンを除く他のワクチンは90%以上の発病防止ができますが、現行のインフルエンザワクチンは残念ながら自然免疫に影響を及ぼさないので感染防止効果はほぼありません。  過去にインフルエンザウイルスに4種類以上かかって基礎免疫がある65才以上のかたに対して 細菌感染を数10%少なくすることが期待されるという 効果の限定したワクチンです【ちなみに インフルエンザウイルスは20才までに必ず2回以上かかって その後10年ごとにかかっていきます】

インフルエンザウイルスは常に遺伝子変異しており、採用されているワクチンウイルスと 流行するウイルスが100%合致することはあり得ません
インフルエンザウイルスは血液中をまわる訳ではないので ワクチンで血液中の抗体を上げても
麻しん風しんワクチンなど他のワクチンと違ってインフルエンザの 確実な発熱予防/発病予防は期待できません
インフルエンザワクチンを接種しても
発熱後24時間以内の呼吸困難/数日後にみられる脳症を発症した子供さんがいます
インフルエンザワクチンのWHO有効基準も50%以上あれば採用と低く設定されており、他のワクチンとの違いが際立っています
アメリカでは乳児からの接種を勧奨していますが、ヨーロッパの多くの国では乳幼児への接種は勧奨していません
ということで 当クリニックでは 従来通り 乳幼児に現行の不活化インフルエンザワクチンを接種することは積極的におすすめはしていません


インフルエンザワクチン以外の有料ワクチン
 ・水痘/みずぼうそうワクチン[1−2才児は無料]3才以上は7500円
 ・B型肝炎予防ワクチン[11か月末日まで無料]1才以降は4500円×3回
 ・ムンプス/流行性耳下腺炎ワクチン 5500円 
 ・麻しん風しんワクチン[1才児と年長児は無料]小学1年生以上は9500円
 ・子宮頸がん予防ワクチン[小6〜高1は無料]高2以降は17500円×3回
のほうが 90%以上の発病予防ができて長期間持続して接種価値が高いので接種まだの子どもさんはこちらのほうがお薦めです

インフルエンザについて/インフルエンザワクチンと抗インフルエンザウイルス剤の基本的なとらえ方に戻る

クリニック トップページ









































































ページ上部に戻る